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2013年09月07日
CHOLOS背中。
『背中は俺のメッセージボード』そんな人がお客様には多いです。
今回のはおなじみディッキーズのツナギ服にロゴとメキシコ国旗を刺繍しました。
使っているのは当店に3色ある金糸のなかでも一番濃い燻し金と白糸です。
燻し金って言葉があるかどうか知りませんが、燻し銀って言葉があるのですから
その意味はわかってもらえると思いますが・・・。
こういうワーキングウェアーでもひと加工するだけで全く違った街着になるのが刺繍の持つ力なのでしょう。
日本人は数少ない手の込んだ加工が分かり、そこに価値を見出せる人種だと思います。
機械刺繍などと一緒にするとおこがましいですが、漆塗りや螺鈿細工、総絞りの着物などそれこそ
気の遠くなるほどの手間がかかったものにはそれだけの価値があります。
一針一針縫いとめて形作っていく刺繍は一瞬で出来る印刷物などと違う価値があると
私は信じています。
Posted by 刺繍屋キリー at 16:46│Comments(0)
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