これは技術見本として、ご理解ください。
刺繍の加工としてコレぐらいの難度のモノも出来ますよ、ということで、掲載しました。
数年前に同業の関西地区の刺繍業者がモロ特攻服を刺繍して『暴走行為ほう助罪』で書類送検されました。
当店ではこの２０年は一切そのような刺繍はしていませんが、この書類送検は衝撃でした。
しかし、ＴＶドラマなどではちょくちょくそれ風の特殊刺繍服が出てきます。
しかも、同じような刺繍を施した特殊な服でもいわゆる「追っかけ」のファンの服はお咎めなしです。
モーニング娘。全盛の時には総額で４０万、５０万もかけるファンの人が何人もいました。
その全てを当店で加工していれば今頃、ドイツ製高級車にでも乗っていますが当店ではそのホンの一部をやっただけです。
しかもそういう筋金入りの追っかけの子たちは、今月は袖、来月は背中、とだんだんに仕上げていきますので
二度手間、三度手間でよけいに高くなるのです。その総額がその金額になるわけです。
余分な話になってしまいましたが、今日の画像はあくまでも技術見本ということで、ご理解ください。