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2011年12月20日
背中糸埋め 富塚北さま。
ようやく終わりました。光沢とボリュームがおわかりでしょうか?すべて糸の仕事です。
以前にも書きましたが、日本人(倭民族)は手間の掛かった仕事が特に良く分かる民族です。
着物の総絞り柄や、金駒と呼ばれる手刺繍、友禅の繊細な柄や緻密な彫刻などなどあげれば
きりがありません。それらに価値を見出し、機械では出ない歪みやヅレなどを味として認める鷹揚さが
あります。何でわざわざそんなことをするの?と思う方にはどれだけ説明しても無理だと思います。
この背中の糸掛けは施主さまのご好意で、29日までウィンドーに飾らせていただくことになりました。
夜でも外からはご覧いただけますので、ぜひライトの当たった糸の艶と重厚感をその目でお確かめ下さい。
なお、明日は今年最後の定休日です。年内は30日まで営業します。
Posted by 刺繍屋キリー at 18:28│Comments(0)
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