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2011年09月05日
チョット自慢です。
糸で加工する刺繍には重厚感や光沢など良いところも沢山ありますが苦手なところも
やはり、あります。そのうちの一つがグラディエーションやボカシをどう縫うかということだと思います。
印刷などでは造作もないことでしょうが、刺繍では頭を悩ませます。縫った糸を後から染めることは
出来ませんから、濃淡の近い糸を入れ込むようにしてだんだんと変化させていくしかありません。
その代表例がこれです。色の変化と、一針で縫う糸の渡る長さと、糸を詰める濃さ(糸密度)と
もうひとつ、糸の番手の太さでこのようなことも可能です。
ただしこんな柄で、と思われるかも知れませんが少枚数だとかなり高価なものになってしまいます。
Posted by 刺繍屋キリー at 11:28│Comments(0)
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