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2011年04月05日
西遠渓流会
一見なんの変哲もないワッペンに見えますがこれで結構凝った作りになっているのですよ。
まず文字ですが、既製書体ではない「ヒゲ文字」というものでハネとか擦れが出るようになっています。
拡大して大きく見ていただけると凝った縫いがわかるのですが、小さな字でこれだけの細かい線を出すのは
中々大変でして、繊細な線や僅かな隙間を出すために糸も普通使うものより細い番手のものを使っています。
もちろん針も細いものに替えて縫っているのです。もうひとつ外枠の紺色のラインの内側に一本白い線が入って
いるのがわかりますか?この白が生地のグレーと紺の間でちょうどいい緩衝材になっています。
8x4cmの小さな中に色々な知恵と技(チョットおこがましいですが・・)が詰められています。
Posted by 刺繍屋キリー at 18:04│Comments(0)
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