ホンモノには敵いませんが・・・。
イチョウ(銀杏)を刺繍しました。
ちょうど店の前の銀杏並木が黄葉し本物のイチョウが舞い降りてきましたので
一緒に写してみました。
刺繍とはユルイ表現方法だと思います。
コピーや写真ほどの写実性はないし、なにより糸を縫って束ねてそれらしく見せるこの
古代から引き継がれた加工方法には限界があります。
でもあるものをそのまま見るだけなら動物も人間も変わりありません。
あるものをそれと認識して観るのが人間の目ではないでしょうか?
たとえば龍や麒麟なんかは本物を見た人はどこにもいないのにそれが刺繍されれば
そのように観てくれます。
ちょっと理屈っぽくこじ付けみたいですが、そんなことを思った歳の初めでした。
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