日産覆刻ワッペン。

刺繍屋キリー

2012年04月12日 18:29


このごろよく依頼されるのがもう手に入らない絶版ワッペンの覆刻や、一枚しかないワッペン
がボロボロになってしまったのでもう一度作り直してくれというような、いわば修理のような依頼です。
このワッペンも原稿と呼べるのは雑誌の中のホンの小さな写真しかありません。それもちゃんと正面から
撮ったものならいいのですが、斜めや上からではあとは推測と想像で作るしかありません。
こういう仕事はネットで捜しても中々引き受けるところがないようで、さんざん捜したあげくにこんな近くに
あったのか!とみなさん一様におっしゃいます。
 
これは私の技術自慢ではありません。
どんな刺繍屋でもやろうと思えば出来るのでしょうが、それを受けて期待に応える気があるか、ないか?
ではないでしょうか?たしかに面倒で割りに合わない仕事かもしれませんが「オモシロ便利な」を名乗っている
刺繍屋としては、何でもチャレンジしてやってみようと私は思っています。

関連記事