凧恋
個人名やイニシャル入れのようなものは別にして、キリーではワッペンや柄物は必ず一枚見本を作り見ていただくように
しています。では別注で直接刺繍を入れるようなものはどうするか?それがこれです。
レプリカとして縮小版を作りそれで感じをつかんでもらいます。これは実際にはサテン生地の法被で左の前モモ部分から
ぐるりと右の肩にかけて花の柄がつながっています。そこに色々悩みに悩んだようですが、凧に恋する乙女たちという
意味を込めて凧恋と縁付きの文字をいれました。
背中にあたるところの糸のラインは帯を締める部分で、花柄に架からないように位地決めをしたものです。
これは分かる人にはわかってもらえるのですが、柄の繋ぎ目とある程度縫製が進んでからでないとできない部分もあり
それはそれは・・・。
これ以上言うのはヤボというものですね。
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